<【豆知識】「この人分かる人!」意外と知らない和菓子の食べ方!?>
お盆やお彼岸の時期になると年配の方がいる親戚人のお家に訪問する機会も多いでしょう。
訪問した時に出てきたお茶菓子が和菓子ということも少なくないはず!
今回は何も知らない私が学生時代に茶道部にお茶をしに行っていた旦那から教わった「この人、分かる人だな」と思わず思ってしまう意外と知らない和菓子の食べ方を教えます!
和菓子の食べ方は大きく分けて「手で食べる」と「黒文字を使って食べる」の2つです。
和菓子の食べ方って?
和菓子の食べ方は大きく分けて2つ存在します。
一つ目は素手でちぎって食べるもの、二つ目は黒文字という楊枝のようなものを使って食べる方法があります。
では、この二つの食べ方ができるお菓子とは何でしょうか?
1.素手で食べるもの
基本的に黒文字と一緒に出てこないものは素手で食べるものらしいです。
・干し菓子
干し菓子が出てきたら、そのまま食べるか手でちぎって食べるかをしましょう。
たまに、黒文字が添えられて出てくる場合があるそうです。
それは間違いですのでご注意を!
相手に教えてあげるとちょっと鼻高でいられますね!
・モナカ
モナカも素手で食べます。
一口では入らないと思いますので、生菓子のように一口サイズにするのは難しいので適当な大きさのサイズに割ってから食べましょう。
相手にとって直接食べるより好印象になると思います。
・大福
難易度が高い大福…。
いかに白い粉を落とさずに食べるか至難の業です。
そういう大福は懐紙ごと大福を持って、もう片方の手でちぎって食べます。
こうすることによって口につく粉や手に付く粉の量を減らすことができます。
2.黒文字を使って食べるもの
黒文字というのは先ほど紹介したように楊枝のようなものです。
用途は和菓子をフォーク感覚で使って食べるときに使います。
では黒文字で食べられるお菓子はどのようなものがあるのでしょうか?
・生菓子
生菓子は基本的に黒文字が添えられています。
黒文字が添えられていたら黒文字で一口大に切って食べましょう。
ポイントは一口大です。
大きいお口はマナー違反ということです。
・羊羹
羊羹も黒文字が添えられて出てくる代表的な和菓子ですね。
これも生菓子と同様に黒文字で一口大に切って黒文字でさして食べましょう。
そんな食べ方もあったのね!?
基本的な和菓子の食べ方は分かりましたか?
では、先ほどにはあげていない和菓子の食べ方を紹介します。
これを知っていれば相手もつい「この人、知っている人だな」と思ってしまうはず!!
・柏餅・桜餅
節句の時期になると必ずと言って訪問先では出てきますよね?
時期的にも、学校の家庭訪問でお茶菓子として出てくる、出すと言う人は多いのではないでしょうか?
よく「桜餅は葉を食べ、柏餅は葉を食べない」と言いますが、実際は「餅に移った柏や桜の葉の香りをかいで楽しんでもらうためにつけている」というのが目的らしいのでどちらも無理に食べる必要がないようです。
・串団子
かしこまった席では黒文字と一緒に出てくるようです。
その場合は黒文字を使って団子をくしから1つずつはずして和菓子のように一口サイズに切って食べるが常識のようです。
また、砕けた席ではくしから直接口をつけて食べてもいいそうです。
串団子に黒文字を使って食べてしまうあなたを見た相手は思わず心の中で「おお!」と思ってしまうはずです。
まとめ
いかがでしたか?
和菓子を手で食べるか、黒文字を使うかだけでも知っていると相手にとっての印象はいいはずです。
この話は冒頭で紹介した通りに、学生時代に茶道部にお茶をしに行っていた(部員ではない)旦那に聞いたお話です。
私の「ねえ、お茶をたててよ」という唐突の無茶ぶりに眉間にしわを寄せて準備をしてくれた旦那…。
ウキウキにコンビニで串団子と大福を購入し、何も知らないでそのまま大きな口で食べたらダメ出しをされ、基本的な作法を学んだ話です。
今回の会話の中で一番心にきた言葉は「お茶の作法とかマナーの前に、大きな口をあけて口の周りを粉まみれで食べている嫁をみた旦那の気持ちを言ってみろ」でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。