こんにちは。
２児の母の私の桜エピソードをひとつお話しさせてください。
だいすきな、おじいちゃんとの思い出のお話です。
春に美しい花を咲かせる「桜」。
桜は日本の国花。日本人の人格をあらわす象徴にもなっているのだとか。
花言葉は「優美な女性」「純潔」。
美しい桜にぴったりの花言葉です。
桜にまつわるエピソード
おじいちゃんに連れて行ってもらった思い出の桜の木。
私は小さいころ、
３年前に天国に行ってしまった祖父に
毎年一本のしだれ桜が咲いている
隠れスポットに連れて行ってもらっていました。
母の実家に行くと
おじいちゃんがふら～っと
車に乗せていってくれる秘密基地のような場所。
そう、
祖父が亡くなる少し前に
毎日のように入院先の病院に
お見舞いに行っていた時の桜の花が
物凄くきれいで、
ふとその桜を思い出し、
母にも祖父にも叔父にも聞いたのですが、
みんな知らなかったのです。
その頃祖父はもう話すことが出来なくなっていて、
どうしても写真を撮りたくて、
大体の記憶をたどり、車を走らせました。
お寺が近くにあったことは覚えていたので、
地図を広げ、お寺をめぐりました。
宝探しのようなお話ですよね。
そう
結局ちゃんとその桜の木にたどり着くことができ、
祖父に写真も見せることができて
にっこりと笑ってくれました。
その少し後に祖父は天国に逝きましたが、
私は切なくなる気持ちも
もちろんあるのですが
桜がもっともっと好きになりました。
あれから、数年。
もうすぐまた、桜の季節がやってきます。
おじいちゃんがなくなって、
おじいちゃんの好きだった金魚を
飼い始めました。
名前は「さくらこ」です。
毎日可愛がっていましたが、
先日さくらこも亡くなってしまいました。
もうすぐ桜が咲く季節、
きっと私は、その桜を見て、
さくらこのことも思い出すんだろうと思います。
さくらこがとてもかわいかったので、
もう金魚は飼えません。
桜エピソード〜思い出の桜は一体どこに？！〜
ちなみに先ほどのエピソード、
桜の場所、どこか気になりましたか？
この桜は千葉県千葉市若葉区大宮町にあります「栄福寺」という場所にありました。
とても、素敵な名前のお寺ですよね。
まるで、訪れるだけで福がやってきそうな、そんな印象を受けました。
お写真を探したのですが見つからず、
また訪れた際に写真を撮ってこようと思います。
是非この、
おおきなおおきな桜の木をあなたにも
見ていただきたいです。
ちなみに、祖父が入院していて、
毎日通っていた桜は、
千葉県千葉市中央区にあります、
「千葉大学医学部付属病院」です。
ここのさくらはとてもきれいで、
毎日、弱っていく祖父に会う寂しさを
少しでも和らげてくれました。
この桜の木、
思い出が深いのと、
病院ということで、なかなか見に行く機会もありませんが、
いつか、また見に行きたいですね・・・
桜エピソード
思い出と共に・・・
だいすきな祖父が癌と宣告されて、
「どうしてもひ孫の顔を見せたい！」
と言ったわたし。
その為に、入籍を早めたくらいです。
結婚式の準備についやす時間も
もったいなくて、結婚式もしませんでした。
わたしの住まいは新潟。
いつもいつも会いに行ける距離ではないからこそ
小さいころから口下手の祖父が大好きでした。
まぁ私は運がよかったのでしょう。
すぐに長男がおなかに入って、
無事にひ孫も見せることが出来ましたし、
だっこもしてもらえました。
２０１８年４月に生まれた次男は、
ひいおじいちゃんを知りません。
東京の下町で育った祖父。
無口だけど元気な江戸っこ。
怒ると怖い。
でも本当に優しい愛情深い人。
７人兄弟の下から２番目で、
兄弟で生きているのは
千葉の近くに住む祖父の姉一人になってしまいました。
先日千葉に行った際に、
そのお姉さんのところに遊びに行ったのですが、
やはり不思議と祖父の面影を感じるんですよね。
幸せそうに生前の祖父との話を
聞かせてくれました。
その際に、まだ生後７か月ほどの次男坊を抱っこしてくれたのですが、
「重いねえ」なんて言いながら抱っこしている姿が、
まるで生前、長男を抱っこしてくれた祖父に重なりました。
「あぁ、おじいちゃんには抱っこしてもらえなかった次男も、
おばちゃんに抱っこしてもらえて
本当によかったぁ」
とこころの底から思い、
今でも元気に笑っているおばちゃんに
またすぐに会いたくなりました。
まとめ
あなたにも
桜にまつわるエピソード、
何かおもちではないですか？
素敵な桜を見ながら、
その時の情景を思い出したいものですね。